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2006年09月20日

不育症

 妊娠できても妊娠期間を全うできず、流産や早産してしまうケースは一つの症状ととらえる
べきであり、「不育症」と呼んでよい。このうちの大部分を自然流産が占めている。しかし、
「不妊症」(妊娠し難いケース)に比べると、「不育症」は医師の中でも認知度が低い。
(『朝日新聞』2003年7月9日朝刊26面「私の視点」欄、
東海大学医学部・牧野恒久教授「少子化対策 不育症の専門医を増やせ」)

妊娠するものの、流産などで結局子供がもてない症例が「不育症」です。
専門医の計算では、わが国で年間約30万件の自然流産があると推定されている。


現在考えられている原因としては、次のようなものがあります。
・染色体異常、・子宮の異常、・内分泌の異常、・免疫異常、・その他


不育症と血栓症

抗リン脂質抗体(免疫異常の一つ)や、一部の血液凝固因子異常などの血栓性素因は、
胎盤の血栓を介して不育症の原因になり得るだけでなく、狭心症、心筋梗塞、脳硬塞、
肺梗塞などの重篤な血栓症の原因にもなり得ます。


血栓症の観点からすると予防は、新薬のアスピリンなどを中心とした抗血小板薬も有
りますが、漢方薬では「紅参末」も良く使われます。

◆紅参:抗血栓作用
血小板の凝集を抑え、血栓が出来るのを防ぐ。(心筋梗塞や脳梗塞・脳血栓の発作が防げる。)

 ○ 冷え性気味の方には、ショウキT−1と紅参の併用も考えられます。